オタクの定義

はてブロを始めた暁にはまずこのことを書こうとずっと思っていました。

 

とりあえずgoo辞書でオタクについて調べてみる

  1. ”ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。「アニメ御宅」
  1. [補説]「オタク」と書くことが多い。1980年代半ばから使われ始めた言葉か。初めは仲間内で相手に対して「おたく」と呼びかけていたところからという。特定の分野だけに詳しく、そのほかの知識や社会性に欠ける人物をいうことが多い。”

英語に訳すとmaniacやnerdなどの訳も出てくるが、maniacはあるものごとを熱狂的に好きであるというだけで社会的な地位は問わないのに対し、nerdはアメリカでの体育会系を頂点とする絶対的な学内ヒエラルキーの最下層を指すものであり、どちらの英語も日本語のオタクとは少し異なるかもしれない。

(geekって単語もあるらしいですがよく知らないので書かない)

 

少し話が逸れてしまったが、私がツイッターでフォロワーを見ている限りでは アニメアイコンで彼女のいないアカウントは、たとえそれが特定のすべからくオタクを名乗っているように思える。

特定の分野だけに詳しいというわけではないのに彼女彼氏ができない社会性のなさというだけでオタクを名乗る現状はどうなのだろうか。

また、ウェイのヤリチンが女性からの評価を下げないために女性経験が乏しいアピールとしてオタクを名乗ったり、彼女彼氏がいるのにもかかわらずオタク自称する事象も巷で確認され、ますますオタクの定義が曖昧になりつつあるのではと思われる。

 

しかし、元来言葉というものは時代や社会情勢に伴って変化していくものである。

例えば、ジンクスというのはもともと悪運をもたらすものを指すのであったのにいつの間にか幸運をもたらすものと意味がまるきり逆転していた。

オタクの定義もこれからどんどん変わっていくのかもしれない。